執筆者
株式会社MANMA BUONO KYOTO JAPAN 代表
西川 友保 にしかわ ともやす
犬の管理栄養士/犬の腸活管理アドバイザー/犬猫アレルギー管理アドバイザー
25年間、人の食品をつくってきた
25歳から50歳までの25年間、京都の食品会社に勤めました。企画開発、営業、経営戦略。原材料をどう選び、どう組み立てて一つの商品にするか。人が口にするものを、その手順で考え続けてきました。
その経験が、いま犬と猫のごはんづくりの土台になっています。
一頭の猫が、すべてを変えた
家族だった保護猫のしずかちゃんが、癌で旅立ちました。15歳でした。
診断のとき、獣医師にこう言われました。「シニアには、ドライフードだけの食事が疾患の引き金になることが多いのです」。
総合栄養食を与えていれば安心だと信じていました。その前提が崩れました。当時与えていたフードを調べ直すと、人の食品では使用が認められていない添加物が入っていました。25年間、人の食品の原材料を見てきたはずの自分が、家族の食事については何も見ていなかった。
(このときのことは「マンマボーノの思い」に詳しく書いています)
知識を、感覚ではなく資格として持つ
2023年から犬と猫の栄養を学び直し、2024年4月に犬の管理栄養士の資格を取得しました。その後、飼い主さんからアレルギーの相談を受けることが増え、2026年5月に犬猫アレルギー管理アドバイザーと犬の腸活管理アドバイザーの資格を取得しています。
自分の経験だけで語らないためです。
5,000頭ぶんの、実際の相談
2022年3月にマンマボーノの販売を始め、並行して手作りごはんの料理教室を続けてきました。開催は100回を超え、参加していただいた犬と猫は、のべ5,000頭以上になります。
そこで最も多く受ける相談は、「ドライフードを食べてくれない」「涙やけが気になる」「病気を抱えていて、何を食べさせればよいのか分からない」の3つです。
このサイトの記事は、その相談に答えるために書いています。一般論ではなく、実際に聞かれたことに答えます。
今の家族
猫4頭と、犬1頭と暮らしています。最年長のあんかけは推定21歳、家族になって11年目です。シュプーとサバァが10歳、メルシーが推定1歳。犬のボンジュールはスタンダードプードルの1歳8か月。
伝えたいこと
「水がなければ栄養は身体を巡らない。水がなければ、身体は毒素を出すこともできない」
犬と猫の栄養を学び始めたとき、教本の最初に書かれていた一文です。私はこれを知らないまま、しずかちゃんを見送りました。
同じ後悔を、誰にもしてほしくない。それだけです。