与え方・食事管理

犬にブロッコリーを与えていい?中毒と言われる理由と量・茹で方・茎の使い方

目次

夕食でブロッコリーを茹でていると、わんちゃんがそばに来てじっと見ている、ということはありませんか。

犬にブロッコリーを与えてよいかで迷っている方に先にお伝えすると、ブロッコリーは与えて大丈夫な野菜です。

ただ、中毒を起こすと聞いて手が止まっている方もいらっしゃると思います。

この記事では、その噂の出どころの切り分け方から、茹で方、茎や芯の使い方、量の決め方までをまとめました。

読み終わるころには、今晩の鍋から、わんちゃんのぶんを取り分けられるようになるはずです。

犬にブロッコリーを与えても大丈夫です

結論からお伝えすると、犬にブロッコリーを与えて問題ありません。

ただし守っていただきたいことが3つあるので、先にそれをお伝えします。

  • 茹でてから与えること
  • 小さく切ること
  • 1日に渡す量を決めておくこと

この3つを知らないまま夕食の鍋から取り分けると、どうなるでしょうか。

ブロッコリーそのものではなく、固さや大きさのほうで、わんちゃんが体調を崩してしまうことがあります。

ブロッコリーはわんちゃんに与えてよい野菜で、房も茎も芯も使えます。

犬が食べてはいけない食材として挙げられる野菜ではないためです。

一方で繊維が固い野菜なので、生のまま渡す食べ方だけは向きません。

たとえば夕食でブロッコリーを茹でるとき、味をつける前に小房を2つか3つ取り分けておきます。

それだけで、そのままわんちゃんのぶんになります。

1株あれば、何日ぶんにもなるはずです。

つまり与えてよいかどうかで迷う必要はなく、迷うとすれば茹で方と大きさと量のほうです。

ポイント

ブロッコリーは、味をつける前に取り分けてください。

犬にブロッコリーで中毒が起きると聞いたときに確かめること

ここで、与えてよいと分かっていても気になる話に触れておきます。

ブロッコリーで中毒を起こす、という話を人から聞いたことはないでしょうか。

14年間毎日のように食べていて元気なのに、職場でそう言われて不安になった、という声も見かけます。

この噂を切り分けるために、確かめていただきたいことを3つお伝えします。

  • 犬が食べてはいけない野菜の一覧に入っていない
  • 噂の多くは「量」と「生」の話が混ざっている
  • 持病のある子の話と、健康な子の話を分ける

この切り分けを持たないままだと、ブロッコリーに限らず、人から聞いた話のたびに台所で手が止まってしまいます。

犬が食べてはいけない野菜の一覧に入っていない

ブロッコリーは、犬が食べてはいけない食材として挙げられる野菜ではありません。

避けるべきものとして名前が挙がるのは、ねぎ類やにら、らっきょうなどの仲間です。

たとえば14歳になるまで毎日のように食べていて、下痢も便秘もしていない、という飼い主さんの声もあります。

一方でねぎ類は、1回の少量でも避けるものとして扱われます。

同じ野菜という言葉でも、扱いの段差はここまで違うのです。

まずは一覧に名前があるかどうかを確かめてみてください。

噂の多くは「量」と「生」の話が混ざっている

中毒という言葉で伝わっている話は、多くが量の話か、生で渡した話です。

食材そのものの問題と、渡し方の問題が、同じ一言にまとめられてしまうためです。

たとえば小房を2つ茹でて刻んで出した場合と、生の小房を5つそのまま渡した場合を比べてみてください。

同じブロッコリーでも、体への入り方はまるで違います。

後者で起きたことが「中毒」として伝わっていることがあります。

何を食べたかだけでなく、どれだけ、どんな形で食べたかまで聞いてみてください。

持病のある子の話と、健康な子の話を分ける

もうひとつ混ざりやすいのが、かかりつけから食事の指示を受けている子の話です。

その子のために出された指示が、すべての犬にあてはまる話として広がることがあるためです。

たとえば人づてに聞いた「この野菜はだめ」という話をたどると、もとは1頭の子が受けた指示だった、ということがよくあります。

その1頭のための指示が、3人4人と伝わるうちに、すべての犬の話になっていくのです。

誰のための話なのかを一度戻して考えると、ご自身の子に当てはまるかどうかが見えてきます。

注意

かかりつけから食事について指示を受けている子は、この記事の目安ではなく、そちらの指示を優先してください。

犬にブロッコリーを与えるときの量の目安

では、どれくらいまでなら足してよいのでしょうか。

ブロッコリーは与えてよい野菜ですが、量の線だけは必要です。

ここでは、量の決め方・体格による違い・毎日はどうか・食べ過ぎたときの4つをお伝えします。

  • 量は主食から逆算する
  • 小型犬と大型犬で量はどう変わるか
  • 毎日あげてもよいか
  • 食べ過ぎるとうんちがゆるくなることがある

目安を持たないまま体によさそうだからと足していくと、主食の割合が崩れて、ごはんそのものを残すようになる子がいます。

1食の主食の量 ブロッコリーの上限 茹でた小房で
50g 5g 半分
100g 10g 1つ
150g 15g 1つ半
200g 20g 2つ

量は主食から逆算する

ブロッコリーの量は、いま食べている主食の量から逆算してください。

同じ体重でも運動量や年齢によって主食の量は変わるので、体重だけでは決まらないためです。

ここでいう主食の量は、ドライフードでも手作りのごはんでも、いま1食で出している重さのことです。

たとえば1食で主食を50g食べている子なら、その1割にあたる5gが上限になります。

茹でた小房が1つで10g前後なので、その半分を刻んだ量です。

主食の1割までにして、そのぶん主食を減らします。

この形にしておけば、体重が違っても同じ考え方で使えます。

小型犬と大型犬で量はどう変わるか

体格で変わるのは、刻む細かさではなく、何房ぶん渡せるかです。

主食の量が体格で違うので、その1割にあたるブロッコリーの量も変わるためです。

たとえば1食50gの小型犬には小房の半分、1食150gの大型犬には小房1つ半を渡します。

房の数は3倍違いますが、刻む大きさはどちらも5mmのままです。

上の表の形で、ご自身の子の1食の量から見てみてください。

刻む細かさは体格が変わっても5mmのままで、変えるのは房の数だけだと考えてください。

毎日あげてもよいか

毎日でも構いませんが、同じ野菜を続けるより、何種類かを日替わりにするほうをおすすめします。

野菜を足す目的は食事の幅を広げることなので、同じものが続くとその幅が広がらないためです。

たとえば月曜はブロッコリー、水曜は大根、金曜はバナナという形にしてみてください。

1週間で3種類の食材に触れられます。

毎日同じブロッコリーを少しずつ足すより、同じ総量でも中身が変わりますよね。

どの野菜が一番よいかを決めるより、1週間で何種類に触れているかで考えてみてください。

食べ過ぎるとうんちがゆるくなることがある

量が多いと、うんちがゆるくなったり、おならが増えたりする子がいます。

ブロッコリーは繊維の多い野菜なので、量が増えるとそのぶんお腹の中での発酵も増えるためです。

たとえば目安の5gではなく、茹でた小房を3つも4つも渡してしまうと、量は何倍にもなります。

茹でると量が減って見えるので、つい多く出してしまいますよね。

目安を超えた量を食べてしまったときは、次の食事を軽くして、うんちの様子を見てあげてください。

犬にブロッコリーを生で与えるか、茹でるか

次は、台所での扱い方です。

ブロッコリーは、大根と違って生のままが向かない野菜です。

ここでは、茹でるときの3つのことをお伝えします。

  • 生のままは向かない
  • 茹で時間は3分から5分
  • 塩は入れない

生のまま渡すと、噛み切れずにそのまま出てきてしまい、せっかく出しても体に入らないことになります。

生のままは向かない

ブロッコリーは、茹でてから与えてください。

房も茎も繊維が固く、生のままでは噛み切れずに飲み込んでしまうためです。

たとえば大根なら2mmから3mmに薄く切れば生でも食べられます。

けれどブロッコリーの小房は、薄く切ることができません。

生のまま渡すと、形のまま出てくることがあります。

同じ野菜でも、生でいけるかどうかは種類で変わると考えてください。

茹で時間は3分から5分

竹串がすっと通るまで、3分から5分を目安に茹でてください。

短いと芯が残り、長すぎると形が崩れて量が分かりにくくなるためです。

たとえば小房に分けたものを沸騰したお湯に入れ、3分たったら竹串を刺してみます。

すっと通れば引き上げ、抵抗があれば1分ずつ足していきます。

時間を決めるより、竹串が通るかどうかで判断してください。

塩は入れない

茹でるときに塩は入れないでください。

人の料理では色をよくするために塩を入れますが、わんちゃんに出すぶんには必要ないためです。

たとえば家族のぶんと一緒に茹でたいときは、塩を入れる前に小房を2つか3つ取り出しておきます。

取り分けるのに10秒もかかりませんよね。

取り分けるタイミングを、塩を入れたあとではなく前にずらすだけで解決します。

ポイント

茹でるときは塩を入れる前に取り分けてください。

電子レンジなら、小房2つで500Wの1分から1分30秒が目安です。

犬にブロッコリーの茎と芯を与えるときの切り方

ここからは、捨ててしまいがちな部分の話です。

ブロッコリーは、茎も芯も、下ごしらえをすれば使えます。

ここでは、扱い方を3つに分けてお伝えします。

  • 茎と芯にも毒はない
  • 外側の固い皮をむく
  • 5mm角に切ってから茹でる

茎と芯を捨ててしまうと、1株の半分近くを使わずに終わることになります。

茎と芯にも毒はない

茎と芯にも、犬が食べてはいけない成分は入っていません。

房と同じ1本の野菜なので、部位によって扱いが変わるものではないためです。

たとえば芯を茹でたものを1年以上毎日あげているが毒素が心配だ、という声を見かけます。

心配されているのは、外側の皮の固さのほうだと考えてください。

皮を2mmほどむけば、中は房と同じように使えます。

捨てるかどうかは、毒の有無ではなく、固さをどう処理するかで決めてみてください。

外側の固い皮をむく

茎と芯は、外側の皮を厚めにむいてから使ってください。

外側は筋が通っていて、茹でても固さが残るためです。

たとえば包丁で下から上へ2mmほどの厚さで皮をむくと、中の色が薄い部分が出てきます。

1mmでは筋が残るので、少し厚いと感じるくらいでちょうどよいです。

むいた皮は人の料理に使えるので、捨てるところはほとんどありません。

5mm角に切ってから茹でる

皮をむいた茎と芯は、5mm角に切ってから茹でてください。

房より密度が高いので、同じ大きさだと火の通りが揃わないためです。

たとえば小房と一緒に茹でるなら、茎は先に入れて1分ほど長めに火を通します。

5mm角にしておけば、房と同じ3分から5分で揃いますよ。

切ってから茹でる、という順番だけ守れば、茎も芯も房と同じように使えます。

部位 皮をむくか 切り方 茹で時間
房 むかない 5mmに刻む 3分〜5分
茎 厚めにむく 5mm角 4分〜6分
芯 厚めにむく 5mm角 4分〜6分
葉 むかない 5mmに刻む 1分〜2分

1株を無駄なく使いたい方は、旬の無農薬野菜セットのように、季節の野菜がまとまって届く形も使いやすいと思います。

犬にブロッコリースプラウトを与えてよいか

ブロッコリーと名前が似ているもので、よく聞かれるのがブロッコリースプラウトです。

こちらは、別の食材として考えてください。

ここでは、扱い方を3つお伝えします。

  • スプラウトは生で売られている
  • 与えるなら刻んで少量にする
  • 効果を期待して増やさない

同じ名前がついているので同じように使えると考えてしまうと、量の目安がないまま増やすことになります。

スプラウトは生で売られている

ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの新芽で、生のまま売られています。

加熱せずにサラダで使うことを前提にしたものだからです。

たとえばスーパーでは、ブロッコリーは1株そのままの形で野菜売り場に並んでいます。

スプラウトのほうは、数cmの新芽がパックに入って、もやしの近くに置かれています。

同じ名前でも、売り場も形も別のものです。

ブロッコリーの話とスプラウトの話は、分けて考えてみてください。

与えるなら刻んで少量にする

与えるなら、細かく刻んで、ごはんに散らす程度にしてください。

細い茎がからまりやすく、そのままだと口に残るためです。

たとえばサラダに入っているスプラウトを5本ほど、5mmに刻んでごはんに散らします。

ひとつかみをそのまま出すと、口の中でまとまって残ってしまいますよね。

スプラウトは量を足す食材ではなく、彩りを足す食材として考えてみてください。

効果を期待して増やさない

何かを期待して量を増やすことはしないでください。

量を増やす理由が「体によさそうだから」になると、主食の割合が崩れていくためです。

たとえば5本を10本に、10本を20本にと増やしていくと、1週間で4倍になります。

増やしたぶんだけ主食を減らすのか、という話に必ず戻ってきますよね。

スプラウトも、主食の1割までという線の中で考えてください。

犬にブロッコリーの加工品や冷凍を与えてよいかの線引き

毎日茹でるのは大変なので、冷凍や市販品を使いたくなることもあると思います。

ここで、使ってよいものと避けるものの線を引いておきます。

お伝えするのは3つです。

  • 冷凍のものは茹でてから使う
  • 市販のサラダや惣菜は使わない
  • 味をつけていなければ、茹でたものを冷凍して使える

線引きを持たないまま「ブロッコリーだから大丈夫」と出していくと、味のついたものを渡してしまうことになります。

冷凍のものは茹でてから使う

市販の冷凍ブロッコリーは、解凍しただけで出さず、茹でてから使ってください。

冷凍品は固めに下茹でしてあるものが多く、そのままだと芯が残るためです。

たとえば凍ったまま沸騰したお湯に入れて2分ほど茹で、竹串がすっと通れば引き上げます。

生のものは3分から5分かかるので、下茹でしてあるぶんだけ短く済みますよ。

冷凍でも生でも、竹串が通るかどうかで判断するところは同じです。

市販のサラダや惣菜は使わない

ブロッコリーが入っていても、市販のサラダや惣菜は使わないでください。

ドレッシングやマヨネーズ、ハムやチーズが一緒に入っていて、取り除くことができないためです。

たとえば小房を3つつまみ出したとしても、表面にはドレッシングがついています。

洗い流して茹で直すとなると、生のものを1株茹でるのと手間が変わりませんよね。

ブロッコリーが入っているかどうかではなく、何と一緒に入っているかで決めてください。

味をつけていなければ、茹でたものを冷凍して使える

塩を入れずに茹でたものなら、冷凍しておいて使えます。

1回に使う量が5gから15gほどなので、1株を茹でると何日ぶんにもなるためです。

たとえば小房を茹でて5mmに刻み、1食ぶんずつ小分けにして冷凍しておきます。

毎回茹でるとなると続きませんが、作り置きなら朝に取り出すだけで済みます。

使うときは熱湯をかけるか、電子レンジで温めてから主食に混ぜてください。

続けられるかどうかは、味つけよりも手間の置き場所で決まります。

犬にブロッコリーを与えるときに気をつけたい子

ここまでは、どの子にも共通する話でした。

ここからは、同じ量でも慎重にしたほうがよい子についてお伝えします。

分けてお伝えするのは4つです。

  • 初めて食べる子
  • アレルギーが出たことのある子
  • かかりつけから食事の指示を受けている子
  • 子犬とシニアの子

どの子にも同じ量を出してしまうと、合わなかったときに原因がブロッコリーなのか別のものなのか分からなくなります。

初めて食べる子

初めての子は、小房を半分だけ刻んだ量から始めてください。

合わない子がいるかどうかは、少ない量で一度出してみないと分からないためです。

たとえば目安の5gではなく、その半分の2gから始めます。

半日たってうんちがいつもどおりなら、次から5gに上げていきます。

いきなり目安いっぱいを出さず、半分から入るようにしてください。

アレルギーが出たことのある子

ほかの食材でアレルギーが出たことのある子は、1種類ずつ試してください。

複数の食材を同じ日に初めて出すと、どれが合わなかったのか分からなくなるためです。

たとえばブロッコリーを初めて出す日は、ほかの新しい食材を足さず、その1つだけにします。

3日ほど様子を見てから次の食材に進むと、1か月で10種類は試せますよね。

種類を増やす速さよりも、1つずつ区切ることのほうを優先してください。

かかりつけから食事の指示を受けている子

かかりつけの先生から食事について指示を受けている子は、足す前に相談してください。

その子に合わせた指示が出ている場合、野菜を足すこと自体が指示とずれることがあるためです。

たとえば次の通院のときに「茹でたものを1日5gほど足したい」と具体的に伝えてみてください。

その場で答えがもらえます。

3か月続けてから相談するより、1回の通院で先に聞いておくほうが早いですよね。

指示を受けている子については、こちらの目安よりもかかりつけの指示を優先してください。

子犬とシニアの子

子犬とシニアの子には、さらに細かく刻むか、つぶしてから出してください。

噛む力と飲み込む力が、おとなの子と違うためです。

たとえば5mmに刻んだものでも、シニアの子には粗いことがあります。

2mmまで細かくするか、フォークの背でつぶしてごはんに混ぜると、飲み込みやすくなりますよ。

食が細くなってきた子については、老犬がごはんを食べないときの記事もあわせて読んでみてください。

出すかどうかではなく、どの形にするかで調整してあげてください。

西川友保

料理教室では、ブロッコリーを飲み込む力に合わせて5mmに刻む・粗くつぶす・裏ごしするの3段階で出していて、形を変えれば最後まで食べてもらえます。

マンマボーノの台所でブロッコリーをどう使うか

ここからは、京都の工房とお料理教室で、ブロッコリーをどう扱っているかをお伝えします。

やり方は3つに分かれます。

  • 刻んだものに葛でとろみをつけてごはんにからめる
  • 茎の皮は厚めにむいて、人のぶんに回す
  • 野菜は旬のものを順に使う

切り方と量が分かっても、台所の中に置き場所がなければ1回きりで終わってしまいます。

刻んだものに葛でとろみをつけてごはんにからめる

刻んだブロッコリーに葛でとろみをつけると、ごはんとばらばらにならずに食べてもらえます。

刻んだだけのブロッコリーは皿の底に落ちてしまい、ごはんだけ食べて残されることがあるためです。

たとえば茹でて刻んだもの5gを小鍋に入れ、水で溶いた本葛を小さじ1ほど加えて混ぜます。

それだけでとろみがつきました。

マンマボーノの国内産 吉野本葛は葛100%なので、味をつけずにとろみだけを足せます。

手作りのごはんそのものについては、犬の手作りご飯レシピの記事もご覧ください。

とろみは、野菜を残さず食べてもらうための工夫です。

茎の皮は厚めにむいて、人のぶんに回す

茎の皮は厚めにむいて、むいた皮のほうを人の料理に使っています。

わんちゃんには固さが残る部分でも、人が食べるぶんには細く切ればきんぴらにできるためです。

たとえば1株の茎からむいた皮で、小鉢1つぶんのきんぴらができます。

わんちゃんのために1株買っても、捨てるところはほとんどありません。

一緒に食べられる食材は、むく厚さを変えるだけで両方に使えます。

野菜は旬のものを順に使う

マンマボーノでは、野菜を旬のものから順に使うようにしています。

旬のものはそのときいちばん手に入りやすく、味も濃くなるためです。

たとえばブロッコリーは11月から3月にかけてが旬で、この時期は茎まで甘くなります。

夏に同じものを探すより、そのとき出ている野菜に替えるほうが台所としても続きますよね。

ほかの野菜の扱いについては、犬に大根を与えていいかの記事や、犬にりんごを与えていいかの記事もあわせてご覧ください。

犬とブロッコリーについてよくある質問

犬はブロッコリーを毎日食べても大丈夫ですか

量を守れば毎日でも構いません。

ただ、大根やにんじんと日替わりにするほうをおすすめします。

ブロッコリーを食べ過ぎるとどうなりますか

うんちがゆるくなったり、おならが増えたりする子がいます。

次の食事を軽くして、様子を見てあげてください。

犬にブロッコリーの葉を与えてもいいですか

葉も茹でて刻めば使えます。

房より火が通りやすいので、茹で時間は1分から2分で足ります。

犬にブロッコリーは何歳から与えられますか

月齢よりも、主食が安定して食べられているかどうかで決めてください。

始めるなら、つぶしたものを小さじ半分からにしてみてください。

茹でた野菜はよくないと聞いたのですが本当ですか

茹でること自体に問題はありません。

言われているのは、茹でた野菜を主食の代わりにしてしまう食べ方のほうです。

まとめ

犬にブロッコリーを与えてよいかどうかで、迷う必要はありません。

迷うとすれば、茹でるか生か、どこまで使うか、どれくらい出すかの3つです。

茹でて5mmに刻み、茎と芯は皮をむいて使い、量は主食の1割までにします。

中毒という言葉を聞いたときは、量の話と生の話が混ざっていないかを確かめてみてください。

誰のための指示だったのかまで戻すと、ご自身の子に当てはまるかどうかが見えてきます。

今晩ブロッコリーを茹でるときに、塩を入れる前に小房を2つだけ取り分けてみてください。

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